お酒を飲まなくても脂肪肝になる!?

お酒を飲まなくても脂肪肝になる!?

あなたは「肝臓病」=「お酒が好きな人がなる病気」と思っていませんか?
たしかに、肝臓病はお酒が原因になることが多いですが、じつは、脂肪肝はお酒を普段飲まない人でもなることがわかってきています。

 

アルコールを1日平均40g以上飲んでいれば、脂肪肝の原因となることはわかりますよね?
しかし飲酒量が20g以下でも脂肪肝になることもあります。
その原因の多くは、食べ過ぎと運動不足からくる肥満、糖尿病、脂質異常症であり、それらにより肝臓に中性脂肪が蓄積するといわれています。
このアルコール以外が原因でおこる脂肪肝を「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」と呼びます。

 

非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の一部は、炎症と線維化(線維が増えて固くなること)が進み、慢性肝炎から肝硬変や肝臓がんに至ることがあり、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)と呼ばれます。
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)には、鉄の代謝異常も関係しています。

 

昔は食事もろくにとらず酒ばかりを飲んでいて栄養不良となる人が多かったため、わたしたちの頭の中に「肝臓病」=「お酒」というイメージが出来あがってのかもしれません。
飲酒が原因の肝機能異常の人に対しては、食事をしっかりとるように注意すれば治っていました。

 

しかし、最近は、飲みすぎ、食べ過ぎ、さらには運動不足が重なり、肥満で脂肪肝になる人が増えているのが現状です。そのため、一人一人が脂肪肝改善の正しい知識を身に着け、生活習慣を見直す必要があるのです。