命にかかわる!?急性妊婦脂肪肝とは?

命にかかわる!?急性妊婦脂肪肝とは?

急性妊婦脂肪肝(AFLP)とは妊娠中の28〜40週くらいに発症し、肝臓の機能が障害を起こし、正常に働かなくなります。そして悪化すると母子ともに死亡するケースもあるとても危険性のある病気です。
割合としては妊娠女性の10000人に1人が発症していましたが、最近では早期に発見できるようになり6000〜7000人に1人に減少しています。
また、1人目の出産で急性妊婦脂肪肝(AFLP)を発症してしまった人は、2人目の出産に不安を覚えると思いますが、次回の妊娠で繰り返す確率は低いこともわかっています。
どちらにせよ、早期発見・早期治療が重要になってくる病気です。

 

■自覚症状
・初期症状
初期症状は個人差があり、あったとしても「吐き気」「だるさ」「頭痛」「腹痛」など風邪などの上昇と似ているので、なかなか気づきにくいといわれています。

 

・重症化すると
黄疸などの肝機能障害発症し、診断や治療が遅れると肝不全になってしまいます。

 

■診断
急性妊婦脂肪肝(AFLP)は血液検査で診断することができます。
白血球やASTやALT数値が下に記載している数値以上になると急性妊婦脂肪肝(AFLP)が疑われます。
・白血球 15000/μl
・AST 300?500U/L
・ALT 300?500U/L

 

■原因と治療
残念ながら、ハッキリとした原因は解明されていません。そのため予防策もないのが現状です。
しかし、最近では原因は「ミトコンドリアの異常」との見解が有望とされています。

 

治療は1つです。それは、妊娠を終わらせること。つまり、母体の体調などで判断しながら、帝王切開をするのです。急性妊婦脂肪肝(AFLP)を診断されると、直ちに妊娠の継続をやめるよう勧める病院もあるほどです。